豊橋市で土地のご相談なら伴工務店

豊橋市で注文住宅・新築一戸建てを建てるなら自然素材・木の家の「伴工務店」
土地をお探しの方

土地の価値は住まう人によって変わる

土地を探すことは家づくりにおける第一歩であり、とても重要な工程です。まずは住宅を建てるための「いい土地」を探すことになりますが、「いい土地」の定義は人によって異なります。車での移動がメインの方にとって駅から遠い土地が悪い土地とは限りません。また、坂の上の土地に登るのは大変だと思う方もいれば、高台から見える景色が良いと気にいる方もいるでしょう。大切なのは「住まう人にとっての、いい土地とは何か」をはっきりと描くことです。伴工務店はお客様の考える条件や希望をお聞きした上で、予算や法律上の問題をクリアできるよう、プロの視点で土地探しのお手伝いをさせていただきます。

理想の土地探しを始めましょう

1. 土地に求める条件を具体化する

  • 通勤や通学に便利な駅が近い
  • 病院や学校が近い
  • 近くに公園がある
  • 近隣にコンビニやドラッグストアがある
  • 道幅が広く歩道に十分な広さがある

など「いい土地」のイメージを膨らませます。
その際、多くの方がポイントとするのは「交通利便性」「教育機関」「医療機関」「買い物する場所」「自然環境」「自治体の福祉・補助制度」などです。これらのポイントを中心にどんな所に住みたいか、またどうしても譲れない条件は何かを整理します。

2. 土地の状況を確認

「1.」の条件に当てはまる土地を見つけたら、下記の点を確認します。

地盤の強度

「地耐力検査」と呼ばれる検査で、地盤の強さを確認します。特に河川の近く、沼地や水田の埋立地、傾斜に盛り土をしたような造成地は地盤が軟弱なケースがありますので、注意しましょう。場合によっては地盤改良が発生し、その分費用が余計にかかってしまうことがあります。

災害の危険度

その土地のまわりで過去に起こった災害やその時の状況を確認します。特に土地が崖の下に位置している場合や、近くに大きな河川がある土地は注意が必要です。国土交通省が作成しているハザードマップが参考になりますので必ず確認しましょう。
重ねるハザードマップは、災害リスク情報などを地図に重ねて表示されるので、土地の危険度が一目瞭然です。

土地の形状や方角

人気のある土地は、価値も固定資産税もその分高くなります。例えば高台で長方形の南向きといった土地は特に人気が高い傾向があります。しかし、設計によっては他の方位の方が暮らしやすく、間取りによって工夫できることもあります。価格とのバランスで土地の購入を考えましょう。

3. 土地に関しての法律を確認

敷地あたりの建築面積

①建ぺい率

建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合のこと。建築面積のことを「建坪(たてつぼ)」ともいいますが、建物の真上から見たときの水平投影面積で表されます。
例えば2階建ての場合は1階と2階のうち、どちらか大きなほうの面積を建築面積とします。

建ぺい率50%と指定されている地域で100m2の敷地を購入した場合は、建物面積が50m2までの家しか建てられないということになります。

②容積率

容積率とは、敷地面積に対する延床面積(建物面積)の割合です。例えば容積率80%と指定された100m2 の敷地には、1階で50 m2、2階30 m2、合計80 m2の建物が建築可能となります。

どのぐらいの高さの家がたてられるか?

①北側斜線制限

北側斜線制限とは、建築基準法で定められた建築物の高さを制限する法規、いわゆる斜線制限の1つです。
北側の隣人の日当たりを考慮して南からの日照確保のために建築物の高さを規制し、北側隣地境界線上に一定の高さをとり、そこから一定の勾配で記された線(=北側斜線)の範囲内で建築物を建てます。

※第1種・第2種低層住居専用地域の場合

②道路斜線制限

道路斜線制限とは、道路や両側の建物の採光、通風、日照などの確保のために、建物の制限をしたものです。前面道路の反対側の境界から敷地に向かって一定のルールに従い斜線を引き、その斜線の中に建物が収まるようにします。
※用途地域によって制限値が異なります。

接している道路に関しての規制

①接道義務

幅4m以上の道路に、2m以上接した土地でないと建物を立てられないという建築基準法です。これは、火災や地震など災害が起きた時の避難経路を確保し、消防車や救急車が通れるようにすることを目的としています。私道の場合は「道路の位置指定」(位置指定道路)を受ける必要があるので、必ず確認しましょう。
※道路幅は、道路わきに側溝などがある場合はそれらの幅も含みます。

②接道義務(道路幅が4m未満の場合)

道路の幅が4m未満の場合も「セットバック」で家を建てられることがあります。
セットバックとは、道路中心線から2mの位置まで後退(セットバック)した線まで建物を建てずに空けておくことです。注意が必要なのは、後退した2mは道路としてみなされるため、その部分は敷地面積には算入されなくなり、建ぺい率や容積率も小さくなり、建てられる家の大きさもそれだけ狭くなります。

土地探しはプロがお手伝い

土地の購入は多くの人にとって経験回数が少ないことなのでノウハウが分からない、情報収集が難しい、と感じることでしょう。
一見よい土地に思える物件でも、法律による制限が複雑であったり、地盤や災害によるリスクを調べる必要があったりと、購入を決断するまでには長い道のりとなります。
土地の適正価格を調査し、価格交渉し、土地権利書の交換を行うなど、土地の持ち主や不動産屋との交渉も大変な労力となります。
伴工務店は、住宅メーカーとして長年培ったノウハウで、お客様にとっての「よい土地」を適正価格で購入するお手伝いをいたします。