地中熱利用の家 イメージ図


伴工務店では健康で快適かつおサイフにもやさしい暮らしの実現を大切にしています。その実現には高気密高断熱(解説:A)が必須です。さらに高気密の住まいでは換気が重要になります。24時間換気は義務付けられています。感染症対策にも換気の重要性が周知されたことも記憶に新しいところです。
ただし、換気するということは室内の熱も外へ排出するということなので、省エネの点では逆行することになってしまいますが、換気システムを取り入れる方が大きなメリットがある家になります。
地中熱換気システムは外気を取り込む場所に高性能フィルターを設け(図①/解説:B)、ホコリや花粉などを取り除いた空気を床下へながし、床下直下の地中から伝わる熱(図⑧/解説:C)を利用し、導入した外気を温めたり冷やしたりすることで省エネに効果を発揮する、機器に頼ることを最小限にしたシステムです。床面排気(図⑥)にすることで家中のホコリやニオイ(それらは空気より重たいため床上30センチにとどまりがち)を効率よく排出します(解説:D)。
各部屋の排出する空気をひとまとめにし(図③)、1台の換気装置で排気します。
外部へ排気する場所にエアコンの室外機を設置(図⑦)することでその熱を回収することができるため、エアコンの負荷も軽減(電気代が減る)しますし、それは大きな容量のエアコンを必要としないことにつながります。
小さな容量(8~10畳用)のエアコンは省エネ性もより高く、価格も安く、電気代もエアコンの価格も抑えられます。
システムとは直接関係しませんが、高気密高断熱で換気システムの住まいをよりいかす方法として室内干しを提案しています。とくに冬季の高気密高断熱の住まいは乾燥しがちですが(解説:E)その対策として室内に洗濯物を干すことは有効です。室内に干すことで干す時間帯が自由になり天気の心配をする必要がなくなります。干す場所を工夫することで、家事効率があがり共働き世帯に優しい暮らしにつながります。(解説:F)
快適(解説:G)で効率のよい暮らしは、健康(解説:H)にもよく、省エネで家計にも地球にも優しい暮らしにつながります。
地中熱利用の家に暮らすお客様の声
- エアコンは、洗面所の一台のみを二十四時間稼働させているが、リビンクのエアコンは、子供が帰省した時のみ補助的に使用しているのみ。
夏はTシャツ、冬はトレーナーでの生活が基本となった。
掛布団はタオルケットか薄い羽毛布団一枚。
急激に外気温が季節外れ的変動となった時のみ、エアコンの設定温度を1~1.5℃変更して過ごせるようになった。
洗濯物を外干ししなくなったが、冬でも夕方洗濯して干せば翌朝乾いているので安心して生活出来るようになった。
真冬の深夜に足先が冷たく(痛く)て目覚めたり、寝付けなくなることが無くなった。
自宅で過ごす事にストレスを感じなくなった。
脱衣所で命の危険を感じることご無くなった。 - 夏はエアコンをつけっぱなしにしてそれほど電気代も高くなり過ぎず快適に過ごせる。
- 風邪を引かなくなった。
- 冬の朝でも部屋が寒くないので、すぐに布団から出られるようになった。
- 冬の寒さ、床の冷たさがない。
夏はエアコン2台稼働しているが、冬は1台で自動運転にしておくと家中があたたかい。
冬でも裸足で過ごしています。 - エアコンは年中入れっぱなし。布団は基本年中夏布団。洗濯物は年中部屋干し。
真冬のお風呂でも湯気が出ない。窓はホコリが入るので開けないなど、世間の一般的な家の常識とはかけ離れている。 - どこにいても、温度差を感じない。
- 家の場所によっての温度差がないため快適で、ヒーターなども置かずにすんでます。
実家に泊まりに行くと寒かったり暑かったりで、冬だと一枚多く持って行ったりするのを忘れる場合がある。 - 結露が少なくて、感謝です。トイレも玄関も寒い、暑いを感じることが無くて、どこでも居心地いいのが嬉しいです。
- エアコンをつけっぱなしなので、帰宅後、家の中で寒い(暑い)思いをすることがない。
洗濯物を外に干さないので、大気中の汚れ、花粉、プライバシーなど気にしなくてよい。
梅雨の時期に部屋の中がジメジメした嫌な気持ちになりにくい。
窓の開け閉めがほぼないので、部屋の中で四季を感じたり、外の音が聞こえる機会は少なくなる。害虫・小動物に出会うことはほぼない。(玄関が唯一の侵入経路) - 気密性が高いので、冬の隙間風などが軽減された。
花粉飛散の季節に窓を開けなくても、常に換気ができるのがとても良い。
コロナやインフルエンザの時も換気の助けになる。 - 冬のパジャマが薄手になった冬場の寝具は羽毛布団と毛布1枚で寝室の暖房無しで寝ることが出来るようになった。
- 寒い時期に家全体が暖かいのがとても良い。
慣れると暖かいのが普通に思えるけど他人家に行くと自分の家が暖かいのを実感する。 - とにかく冬のあたたかさをオススメしたいです。
知人に『床暖房ついてるの?』と驚かれます。木のぬくもりも本当に良い。
冬にエアコン1台でつけっぱなし自動運転、火の心配もなく、安心して過ごせます。
お風呂場、脱衣場も全てあたたかいから、ヒートショックの心配もありません。 - 最近は高気密高断熱を謳うHMは多いが、換気まで考慮したところはまず無い。
さらに、建築費やランニングコストまで含めたトータルでのコスパは非常に高いと思う。 - 部屋による気温の差が少ないので気持ちが良く過ごせて経済的。
- とにかく家の中が適温快適で、真冬真夏もエアコンあれば他の暖房器具などいらず過ごせるのでペットを飼ってる方にもおすすめ。
地中熱システムも音など全く気にならず、付いているか分からないレベル。 - 1年を通じて家の中が安定した温度で快適だから。
- 光熱費が安い。
家全体が一定の温度で温度差が無い。
解説集