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蓄電池

太陽光発電パネルの売電価格が10年経過後下がることはご存知のかたが多いとおもいます。売電価格が下がると発電した余剰電力は夜間購入する電気よりも安い単価でしか売れず環境に対しての負荷軽減という観点では変化はありませんが、お金の計算上は今までよりも恩恵が少なくなってしまいます。そこで蓄電池を導入するといいのでは?との検討になります。先日上記のような問合せがあり色々と情報をもらい検討してみました。わかりやすくするために1ヶ月の電気代を仮に15,000円としてみます。年間18万円になります。これもわかりやすく、そのうち半分を蓄電することで活用できたとして(実際は、どのくらいの蓄電容量か、蓄電することを重視するか、出来るだけ貯めた状態をキープして災害に備えるかなど、運転方法をどうするか、電気自動車を導入するのか、等々により変わるためそんなに簡単な話ではないですが・・)年間9万円が浮いたとします。蓄電池を導入する費用を仮に200万とすると 掛けた費用を回収するのに22年ほどかかるためそのころには蓄電池を買い替える?必要となったり、あまり上手い話ではなさそうです。ただし電気代が今よりも高騰した場合はメリットが増えます。上がることは間違いなさそうですし。また電気自動車を蓄電池として使うという考えも良い考えのようにもおもいますが、太陽光発電をする昼間に電気を貯めるにはクルマが使えないという・・矛盾みたいな話になるので・・イマイチですよね。では蓄電池を導入する意味はないのか?というと。上記にもありましたが 停電時に使えるようにするために導入するという考えが主であれば、その良さが発揮できるということだと思います。上記の200万程度の蓄電池システムであれば、通常の生活にちかい使い方でも1日ほど使えるようです。災害時にも役に立つことでしょう。耐震性や断熱性の高い建物で暮らすということは そういう意味でも安心・安全な暮らしにつながるのでもっと普及すると良いとおもったところです。

ちなみに天気の良い日などは太陽光発電量が多すぎて使いきれていない時があるようなのでそういう意味でも蓄電池の低価格化・普及も待たれます。それよりも送電線の大容量化のほうが必須でしょうが。

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