2025年 豊橋市の伴工務店 木造住宅の地震対策と補強方法

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木造住宅の地震対策【2025】豊橋の伴工務店

今はSNSや技術の発展で地震予知や遠い場所で発生した地震情報もほとんどリアルタイムで知ることが出来ます。
地震が発生する度に80%前後の高い確率で発生が予想される南海トラフ地震。
昨年でしたか、南海トラフ地震発生に備えてとスマホの防災速報が鳴り、TVなどのマスメディアからも一斉に速報が流れ、コンビニやスーパーなどの飲料水が一斉に売り切れになったことは記憶に新しいです。
弊社がある愛知県豊橋市も太平洋沿岸に位置しており施工させていただいている範囲も南海トラフ地震の影響があるとされる地域です。
弊社の多くは木造住宅を手掛けさせていただいており地震は心配材料の大きな1つです。
木造住宅は地震での倒壊リスクを避ける為の対策がございます。一度は聞いた事がある言葉かもしれませんが対策として主に「耐震」「制震」「免震」があります。
みなさんは「耐震」「制震」「免震」の違いやご自分の家がどの方法が施工可能かなどお分かりになりますでしょうか?

この3つ特徴や違いをお伝えさせていただきます。
「耐震」とは
柱や壁や基礎の補強を行い建物を丈夫にすることで地震に耐えられるようにすることです。
既存の木造住宅に対応しやすい施工方法になります。
柱や壁の補強だけなら費用的にも比較的安価で出来る補強方法です。
ただ基礎補強や金物による補強などは構造が見えるところまで解体しなければならず費用が高額になる場合があります。
建物の揺れが軽減されるわけではないので家具の転倒等の室内の被害が発生する可能性があります。

「制震」とは
金属やオイルやゴムなど様々なダンパー装置を取り付けることにより建物の揺れを軽減し、柱や壁などの構造への負担やダメージを抑えることです。
既存の木造住宅への取付も可能で工事期間も比較的短く費用も次に説明する免震よりは安くすませる事が出来ます。
建物自体の揺れを軽減しますので家具の転倒など室内への影響も軽減する事が期待できます。
各社がいろいろな商品を出していますが制震装置を設置した場合は一般的に地震の揺れを70%~80%軽減出来ると言われています。

「免震」とは
建物の基礎部分(床下)に免震装置を設置します。
簡単に言うと免震装置を設置する事で建物と地盤を切り離され揺れを伝わらなくする工法です。
ただ免震装置の設置になると前述から分かる通り新築が対象になります。
既存の木造住宅への設置は難しいのが現実です。
それに特殊な装置になりますので費用も高額になるケースが多いです。
よって新築・既存の木造住宅への地震対策と考えたときには「耐震」+「制震」の耐震補強と制震ダンパーの設置がコスト面からも現実的かつ効率的かと考えます。

耐震補強を考える時、国や地方自治体で無料の耐震診断を受けることが出来ます。
その結果を踏まえて補助金制度もありますので上手く活用していくのがいいでしょう。
地震国である日本はいつ発生するかわかりません。
地震対策は今後の住宅建築にとっては非常に大切なことです。
既存木造住宅の耐震補強をお考えの方はもちろん、新築で建てるご計画の方に伴工務店は地震に強い家づくりをサポートさせていただきます。

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