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快適とは2 輻射・放射

前回 快適とはというお話しから 輻射熱という話になりました。
その続きを。
寒い輻射熱という言葉、は正しくないかもしれません。正確に知りたいひとはググってください。
暑いとかんじる要因として 壁、天井の温度が高いと輻射熱を感じると前回言いました。
温度がたかいというのは 自分よりも、ということです。
熱が触れて伝わるのではなく、エネルギーが伝わる(飛ぶ?)というとわかりやすいでしょうか?
水が高いところから低いところへ流れるように、エネルギーの高いほうから低い方へ伝わるのも
なんとなくお分かりかとおもいます。
 ということは、自分よりも低い温度のほうへエネルギーが流れる、イコール熱が奪われる感じがする、
寒く感じるということになります。
 寒いときは色々と(伝導・対流・輻射)熱が奪われるので、あまりわかりやすい例がないのですが・・
寒い時期に建物をお引渡しして、引っ越すときや 長期間留守して帰ってきたときに
エアコンを起動しても寒いと感じると言われることがあります。前回、室温は低いのに暑く感じる
ということを書きましたが、その逆?で空気は暖かくなっているのですが、住み始めは、
建物が冷え切っていて空気よりも暖かくなるのに時間がかかるため 建物にさわってなくてもエネルギーが
人から建物に流れる、奪われる、寒いと感じるということです。
原因がそれだとすると、住み始めて2,3日もすると建物そのものの温度が上がるため寒さを感じにくくなります。
 ※お引渡しの時にそのような説明をすることもあります。
SDGsなどに興味のあるかたは、電気のいらない冷蔵庫というモノをご存知かもしれません。
この冷輻射の現象を利用した冷蔵庫があります。簡単にいうと断熱性を良くした箱の天井面を
金属のような熱を伝えやすい材にし、昼間は日が当たらないところ、かつ、夜はそこから
すぐ上に遮るものがないようにすると夜間は 宇宙という0℃よりももっと低い温度のほうへ
熱が奪われ、結果箱のなかの温度が下がり、日中はもちろん下がりませんが日陰であれば温度の上昇は少なく
夜になり下がり、を繰り返すことにより、冷蔵庫の役目を果たす仕組みです。
と言っても私も持っているわけではないので、本当かな?とおもいますが、本当のようですよ。
ただし、夜間も曇っていると雲で遮られるようで冷えないとのこと。
 もうちょっとわかりやすい例は、放射冷却現象、冬の天気予報で聞いたことがあると思います。
原理は同じで 晴れた日に地面のエネルギーが宇宙へ流れ温度が下がる、
放射冷却で朝の気温が下がるということですね。
と、いうことで いずれにしても、暑くても寒くても輻射熱という現象?原理?は常にはたらいています。
 じゃあ、暑くも寒くもない時はどうなのか? それはおそらく、奪われるエネルギーと来るエネルギーが
プラスマイナスゼロになるということだと思います。
 長い文章にお付き合いいただきありがとうございます。次回は・・気楽な?内容にしましょうかね。

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