全館空調

全館空調ということばを耳にすることが増えてきました。
一口に全館空調といっても色々な企業が様々なモノを世にだしているのですべてを正しく把握することはできませんが、およそ定義としては。
「家全体の温度・湿度を均一に保ち、快適な室内環境を実現する空調システムで、個別のエアコンとは異なり、すべての部屋に空調が行き渡るシステム」といった感じでしょうか。
その快適な環境を実現するために色々な方法があるので、色々なシステムがあるということですね。どんな事柄でも 良いことと欠点は表裏の関係ともいいます。
最近の家電や機器で感じるのは、製品の寿命が短くなっているのではと。コストの影響が大きいとおもいますが長持ちすることや修理するということが重視されていないのでは・・・もちろん色々と進歩が早いので長持ちするメリットが減っているともいえるのかもしれません。空調システムも当然ながら機械なのでいつかは調子がわるくなったり、最終的には壊れたり。そんな時に困るのは、部品がないから交換するしかないと言われたら・・・
空調システムは 単体のエアコンに比べ、出荷台数はけた違いに少ないでしょうからなかなか競争も少なく、量産メリットも効かないから価格は安くないと思われます。
10,15年で交換が必要になってしまったときにエアコンよりもはるかに高額な費用を捻出することは通常の暮らしからすると現実的ではないのではとおもってしまいます。
今年のような酷暑は今後頻発すると予想されます。
もし、酷暑の時に故障してしまい、修理、さらには交換となった場合、しかもエアコン業者はてんてこ舞いの時に、1,2日でもとに戻すことは不可能ではと想像してしまいます。
本当に1台ですべてをまかなうことは良いことなのでしょうか?
1台でまかなう場合はダクトで各部屋へ供給することになりますが、離れた空間へ届けるロスは結構なモノがあるとも思います。
また、全館同じ温度というのも、一見良く思えますが、家族の中でも暑がりなひとと寒がりな人がいます。その対応は1台では難しいですが、複数台であれば、別の部屋でその人に合った
環境にすることも容易ですよね。と、いろいろと考えると 普通の汎用エアコンを複数台設置する方法もあながち悪くないと思ったりします。もちろん、その場合のデメリットもあるのでしょうが。 いずれにせよ完璧なモノはありません。
何を重視するかを自身で検討するのが大切ですね。
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