G&Mシステム
グリット&モジュール
G&M systemで
地震に負けない住まいに
※1グリット:碁盤の目 ※2モジュール:基本構成単位、システムの単位
1.基本重視
さて、AとBではどちらが基本に忠実でしょう?



建築の勉強をしていなくてもBが忠実ということはなんとなくわかると思います。しかし、プランを作るときにいろんな要望を聞こうとすると、だんだんAに近づいていきます。単純なことですが意識して守ろうとしないとなかなか基本的なことも守れません。
守ろうとこだわることで結果的にバランスの良い住まいになります。
それを徹底させるために柱を碁盤の目(グリッド)にそって配置し、通柱(1階から2階まで一本でつながっている柱)は、一般の住まいの倍程度になります。
2.そろえる

一般的には、コストの制約などから梁の太さは必要に応じて決めていきます。その場合、梁と梁との接合部は左図のようになることがあり、ここも弱い部分になります。
力の流れを水にたとえると太い管から細い管になる部分が外れやすい・・・というのも、なんとなく理解できるとおもいます。

G&Msystemは主要部材の梁の大きさを統一し弱点の少ない骨組みになっています。
またそれは室内から見たときには柱と梁がデザインになりスッキリとした印象につながります。
3.バランス
壁の強さをアピールするケースを良く見かけますが、いくら壁単体が強くてもバランスが悪いと壊れやすいことは注目されません。
例えば下の図ような間取りの住まい。

矢印の力が加わる場合、右半分が揺れやすいことはなんとなくお分かりでしょう?
左側に対して右側に壁が少ない分だけ弱いので壊れやすいと言うことです。
それを数値化したのが偏芯率という値です。計算してチェックすることが法律で決められています。
ただし法律では30%以内でOKなのですが30%は決して良くありません。
一般的には15%を下回るとよいとされます。地球民家(木浴)の設計ルールでプランをつくるとおよそ5%程度になり、同じ壁であればより壊れにくい住まいになります。(プランによります)
4.組み合わせる

上記のルールから一つの箱(ユニット)をつくり、そのユニットを組み合わせて一軒の住まいになります。
もともと丈夫に作った箱はいくつ組み合わせても、その丈夫さが変わらない!ということです。
5.短い長い

同じ太さで同じ強さの柱であれば、短いほうが強い力を加えないと折れないのも誰もが知っています。鉛筆でイメージしてみるとわかりやすいですね。
まだまだあります!


1. 耐力壁は燃えない腐らない構造用パネル「モイス」
いわゆる壁倍率も2.5~4.5です。


2 .基礎はスラブ基礎(ベタ基礎)
配筋も一般よりもより太い13D。
立ち上がり巾(基礎の太さ)も一般の12センチの一回り太い15センチ!

3 .耐震等級もご要望により最高ランクの3等級も対応

4 さらに安心を求めるかたに…
建物の変形を最大45%低減!!
制振装置(シェルワイド)をプラスすることも可能です。
さらに!!
地球民家は柱だけでなく梁にも・・・
柱は5寸(15㎝)角、梁は5寸(15㎝)×10寸(30㎝) (1尺)で主要構造を構成!

地球民家(木浴)は桧仕様もご用意しております。もちろん柱だけでなく梁や小屋組まで桧です!!